幸せを感じたいときにおすすめな本 HUGGE ヒュッゲ
幸せって何だろう。。。
日常に疲れたとき、だれもがそんな風に考えた経験があるはず。
私は30歳の時、うつ病を経験しています。
現在32歳で(もうすぐ33歳)、症状が出たときから2年経ちましたが、今はかなり落ち着いています。
(その時の経験については、また少しずつブログに書いていこうと思っています。。。)
いまいち幸せが感じられない、
幸せを模索しているとき、1冊の本に出会いました。
今日はその本を紹介をしたいと思います。
幸せについて模索している人に、ぜひおすすめです。
★HYGGE -ヒュッゲー 「シンプルな幸せ」のつくり方
マイク・ヴァイキング
ニコライ バーグマン(解説)
アーヴィン香苗(訳)
本屋にてこの本を手に取ったのは、もともと北欧雑貨が好きだったから何となく。
本の雰囲気が可愛いなーと、思ったから。
「北欧」と言えば、
かっこいいデザインのインテリアだったり、
カラフルでポップな雑貨が有名ですよね。
長い冬をお家で、楽しく快適にすごすための北欧デザインって本当に素敵。
日本でもとても人気があります。
ですが!
北欧って、デザインだけではなく、
ライフスタイルそのものが、
すごーーーーーく素敵なんです!
さて、
”ヒュッゲ”という言葉を知っていますか?
”HYGGE ヒュッゲ”とは...
デンマークで「居心地の良い雰囲気」を表す言葉。
☆「人との温かいつながりを作る方法」「心の安らぎ」「不安がないこと」もヒュッゲですし、「お気に入りのものに囲まれて過ごす幸せ」「心地いい一体感」もヒュッゲ。
☆ヒュッゲは、何か存在する「もの」ではなく、その場の空気や経験をあらわします。たとえば「大好きな人と一緒にいること」。そんなことがヒュッゲです。
☆「家に帰ってきたときのホッとする感じ」「外の世界から守られているという安心感」であり、安心だから、よろいを脱いで自分を解放できる。それもヒュッゲ。(本文より)
この本の作者のマイク・ヴァイキングさん、
この方の仕事は、「みんなを幸せにするものは何か」について研究すること。
デンマークの「ハピネス・リサーチ研究所」という所で働いていて、人の幸せにまつわるあらゆることを検証し、世界中のみんなの人生がどうすればもっとよくなるかを考えています。
この本は、その研究内容が、可愛らしく、おちゃめにまとめられています。
↑もくじ ほっこりするような内容を真剣にまとめてあります!
例えば
私の大好きなチャプター、食べ物にまつわる事項では、
こんな表現がされています。
☆デンマーク人は菓子類やコーヒーも大好き。もちろんこれらはヒュッゲに直通するからです。
ヒュッゲとは自分に優しくすること、自分にご褒美を与えること。そして、忙しい毎日の中でしばし手を止めて、自分にも、まわりの人たちにも、一息つく時間を与えることです。
だからケーキはもちろん、コーヒーやココアは当然ヒュッゲなのです。
ヒュッゲな習慣では、「太るかも.....」「こんなに食べ過ぎるとよくないかも.....」なんていう、ちょっと気がとめる要素も必要。その最悪感がよりいっそう食べ物のおいしさを引き立てます。(本文より)
(菓子類やコーヒーの摂取を控えることを指南するのではなく、ヒュッゲだなんて!
罪悪感ってスパイスだったんだね。w)
なんともほっこりしてしまいます♡
けしてゴージャスではないけれど、日常をまるでキャンドルのように優しい光で彩る、北欧デンマークの暮らしの数々を、
研究を通して紹介されています。
(理論に基づくとおもしろい!)
北欧の暮らしって、ほんとに素敵で、
幸せに難しいルールなんていりません。
今から真似できることばかり。
ただ、一日一日をていねいにすごすだけ。
(意外とこれが難しいんですが。w)
読めば何とも言えない幸福感と安心感につつまれます。
(この感覚こそまさに”ヒュッゲ”!)
日本の文化ももちろん素敵です!
ただ、他の国のいいところは取り入れてもいいんじゃないかなーっと私は思います。
..... モノや情報に溢れた現代の日本の社会。
「幸せ」について一度見直す時期なのかもしれません!
今の日本に必要なのは、”ヒュッゲ”の精神!
...と声を大にして言いたいyukiiiです。
(あくまでも、私の意見。w )
…要するに何が言いたいかと言いますと、
私のような乾いた心の持ち主でも、
グッとくる本なんです!
間違いない!
誰でも幸せを感じられる内容なので、
すべての人におすすめな本です。
毛布にくるまってホットミルクを飲みながら、
ぜひ読んでみてください!
(夏なら冷房の効いた部屋で、お気に入りのタオルケットにくるまって読んでみてはいかがでしょうか?)
ぜひ!